我が家のヒトとネコが試した商品レビュー
を正直に書きためてます。

◆猫たちの病院経験談やペットロスも…◆

【怖がり猫の避妊手術】麻酔リスクありの決断。抜糸までの流れや費用詳細。

この記事は約16分で読めます。

2ヶ月前に旅立ってしまった16歳のまるに引き続き、3歳のちびまでもまさかの腎臓病の疑いで…
色々考えて延ばしてきてた避妊手術が、さらにまた延期になってしまってました。

腎臓が悪いと麻酔リスクがなお高まるため、先生からは念を押してデメリットの説明を受け慎重に考える事になりました。

結果的には健康診断1ヶ月後になんとか手術を受ける事ができ、一昨日無事抜糸してきたところです。

ここに至るまでの腎臓と高カルシウムの検査結果の推移や、異常なビビリのちびが1泊入院した様子などをお伝えします。

ちび
ちび

ひーーーーー

病院苦手な猫って多いし、それを思うと躊躇してしまう方の気持ちもすごくわかります。
だけど、案ずるより産むが易しって場合も多々あり。
意外と思うほど暴れなかったりで拍子抜けするパターンもあり得ます。
何事もやってみないとわからないですしね。
ビビり代表を自負?するちびのケースが参考になればと、そのへんも詳しく書いてみます。

また、麻酔をかけるついでと言ったらアレですが、この機会に同時に色々お願いして出来ることはしてもらいました。
麻酔についても、同じ不安を抱いてる方のひとつの参考になればと思います。

びび美
びび美

目次の項目を押して、お好きなとこから読むこともできますヨ。

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【最初の健康診断で引っかかってから】

*8/27検査結果(1回目健康診断)
検査結果1回目

◆クレアチニン Cre⇒1.87(基準値~1.80)H
◆カルシウム⇒13.2(基準値~11.9)H

(※カルシウム数値は、アルブミン値を引いて+3.5で計算するとのことです。)
(※猫は興奮すると血糖値が上がりがちなので、通常そこはあまり気にしません。)

まるが遺してくれた良薬セミントラの投薬を開始して、3週間弱様子を見ることに。

そして再び血液検査の日。
結果次第ではそのまま入院し避妊手術する話でした。

*ちなみに前日魚系を食べるとクレアチニン値が上がる可能性を示唆した研究結果を見つけて。
わたしはわざわざ食べさせる事もしなかったけど避ける事もせず、極力普段通りに過ごさせてる上での結果が知りたくて、そこは特に何も意識せず臨みました。

*9/13検査結果(2回目手術直前)
血液検査2回目

◆クレアチニン Cre⇒1.68(基準値~1.80)
◆カルシウム⇒12.8(基準値~11.9)H

結果はクレアチニンは正常値内に下がり、謎に高かったカルシウムもまだ高値とはいえ少し下がってました。

でも前回異常出たばかりだし手放しで安心とは言い切れない状況。
(依然カルシウム高いのは、腎臓が関連してる可能性も否めず気になる。)

避妊手術で得られるメリットと、麻酔の代謝で腎臓が悪化するリスクの可能性を天秤にかけてどうするか。

腎臓があまり悪くない今のうちに、リスク覚悟で避妊手術をしておくのも一案。

究極の選択だけど、その場で決めなければいけない状況でした。

【避妊手術は2歳を過ぎてもメリットは大きい】

生後半年〜1歳までに避妊手術を受けると、大幅に乳腺腫瘍のリスクは減らせる統計が出ています。
でもちびは3歳半。
2歳を過ぎると、そのメリットはもうほぼありません。

乳腺炎・乳腺腫瘍について↓

発生年齢は10歳から11歳くらいが多いです。
また、99%は未避妊雌に発生します。
ねこちゃんの場合は避妊手術を行なう月齢によって乳腺腫瘍の発生率が違うと言われています。
具体的には、生後6ヵ月以前に避妊手術を受けたメス猫が乳腺腫瘍になる危険性は、避妊手術を受けていないメス猫の約9%、7から12ヵ月までに避妊手術を受けた場合は約14%に減りますが、13から24ヵ月までに避妊手術を受けた場合は約89%、24ヵ月を過ぎると100%(避妊手術をしても変わらない)となって未避妊雌とあまり変わらなくなります。

引用元:おおむら動物病院

ですが、オンナ特有の子宮や卵巣の病気の心配はなくなります。
また発情のストレスも、寿命を縮めるくらいの相当なものだと言われています。

出産の予定もなく生涯室内飼いである以上、わたしには未避妊・未去勢は本ニャン自身にとってデメリットしか思い当たりません。
なので腎臓病の疑いがかかるまでは、タイミングをみて避妊手術をするの1択でした。

なかなか答えが出せずに先生とたくさん話してしばらく悩み、結果そのまま手術をお願いする事に決めました。

そうそう。
これは後になって、先生から聞いた話ですが。
まるを壮絶な闘病の末喪ったばかりのわたしだから余計に、立て続けにちびまで同じ腎臓病でこんな早くに何かあったら…と。
それを思うと、いつも以上に慎重に、どうやら少し大げさに説明してじっくり考えさせてくださったようでした。

元々細やかで心配症な先生という印象ではあったけど、今回の件はあえて余計にそうしてくださったんだろうなと気づきました。

楽観的なわたしにはそのくらいの先生の方がちょうど相性いいのかもと、今後のことも含めて今回思いました。
(まるのセカンドオピニオンからお世話になり始めた先生です。)

【避妊手術と同時に受けさせた色々とその料金】

麻酔をかけるからには、この際一気に出来ることを考えました。

以下がお願いしたことです。

◆口腔内チェック&歯石取り(15,000円)
この数ヶ月まるに便乗してウェットを度々食べてたし、小さい時から独特な口臭も気になっていた。
⇒意外と歯石になってなかったらしいけど、それでも気になってたとこ診てもらえてスッキリ。

◆腹部エコー検査
◆心臓エコー検査(2つ計5,550円)
前回の猫ドックに含まれてる項目だけど、極度のビビリなため麻酔無しでは出来てなかった。
ドックの差額で出来たから、今回は通常の単体検査より安いと思われます。
⇒ブリに多いと言われる心筋症が不安だったけど、特に今のところ問題なし。

◆導尿で尿検査(5,000円)
モヤモヤしたものが混じってるのが気になるけど、細菌などは問題なく膀胱炎でもないらしい。
普段おしっこの回数や色、痛みなどの異常も見られないし、モヤモヤの原因は不明。
⇒気がかりだから、経過観察しようと思う。

◆肛門腺しぼり(無料)
まるも生涯必要感じなかったし、個人的には犬がするものと思ってるとこがある。
(猫は基本一生シャンプー・カット不要だから、単純にやる機会が無いだけかも?でも身の周りでも、猫で必要になったケースを聞いた事もなく…)
⇒機会はなくとも興味はあったから、ついでにお願いしてみた。
先生も普段ならわざわざならやらなくても、って感じだった。
結果、やはりさもない程度だったみたい。

◆爪切り(500円)
元々は驚くほど平気だったのに、ある時きっと痛かったのか、突然ブチ切れ行事になってしまった。
筋肉の塊の若人は、もはやわたしの手には負えず毎月サロンに連れてくしかなくなり。
そりゃ当然、ここぞとばかりにお願いしました。
⇒意外と先っちょチョンと落とした程度の優しい仕上がり…笑
数日ですでに研ぎ澄まされてきました。←

※※1番大事な事をすっかり忘れてしまったという………※※

× 耳の中のデキモノ切除
赤ちゃんの頃から黒いポチがあって、成長と共に少し大きくなって定着してる気が。
耳たぶではなく耳の中、頭の皮膚側にあって、黒い毛が束になりその根元に出来てるように見える。
人だと脇の下付近に出来る、平たくて皮膚の一部みたいなのに引っ張ると神経通ってる感じの…アレみたいなのです。(老w
以前の主治医には、これは悪い物じゃないし避妊手術する時ついでにチョンと取っちゃえばいいと言われてた。
前回の猫ドック時に先生にも話してたけど、想定外の血液異常値で頭いっぱいになってしまい当日ちゃんと伝えるの忘れてしまって………

*まるも小さい頃から耳たぶにあったポチ。
長年なんの変化もなかったのに13歳で急に少し大きくなり、即通院。
病理検査の結果は肥満細胞腫(悪性)の診断。
耳たぶごと切除した経験がある。
なのでちびのポチも、後々の不安考えると気がかりなのです。。
まると違って頭の皮膚側だから余計に、万が一悪性になったら…と。⇒次回の検査時伝えるまで、気にして見ておこうと思う。

【手術前】尋常じゃないビビり猫の様子あれこれ

早いうちに避妊手術をすると性格丸くなる、などの可能性があるけど、3歳半にやっと手術できたちびはこの先どうだろう。
何も変わらないかも知れない。

そこらへん、現段階の様子をお伝えします。
まずは手術前、元々の性格から。

[日常]

ちびは生後2ヶ月後半から3歳半まで、何の変化もなく同じ家に暮らしてます。
なのに未だに部屋のアチコチで謎にドキドキしては、恐る恐るニオイかいでそろりそろり歩いてみたり。
年中わたしが寝てる布団に上るだけでも、ニオイかいだり感触確かめながら恐る恐る。
しばらく悩んで結局上らずよけて行ってしまう事もしばしば。

だけど裏腹に、猫1倍好奇心旺盛で客人には即ベッタリ。
室内工事に来た業者さんをストーカーしては工具箱をあさったり腰の袋にまで手を入れたりと、終始ちょっかいかけている。
稀に泊まりに来る親戚たちにもベッタリでその布団には行くとゆう。
他人様にはとてもビビりだなんて信じられない事でしょう。

でも毎日一緒にいるわたしが頭なでようと延ばした手が覆いかぶさると、首引っ込めてよけがち。
顔近づけてスリンしようとしても、首引っ込める。よける。
のクセに甘えっこで、度々やってきては目の前でバターンと倒れ「ナデロ」と。
しかし毎度、手を延ばしてやっと届くかどうかスレスレの位置に倒れてるという謎の距離感。
体中ガシガシなで回されるの大好きなクセに。

[通院]

◆道中の車内
定期的に甘えの混じった不満声で鳴くけど、わたしの顔が見えて声聞くと少し安心するみたい。
日によっての気分なのか、ほとんど鳴かず外見て落ち着いてる時も有り。
まるもそうだったけど空気読み取ってると思われ、行きより帰りは割りと落ち着いて静か。

◆待合室
まさに借りてきた猫状態。
キャリーの中で香箱座りして一見落ち着いて見えるけど、ミミズクみたいにまん丸い目をして周りを見てる。
一言も発さず。
吠える犬、吠えないけどデカい犬が近くにいても、固まってるだけなのかそれともキャリー内で余裕の気持ちなのか、慌てる素振りもなくジッと見て観察している。

◆診察台
一旦キャリーごと乗せ、人間たちがしばらく話し合ってる事が多い。
その間は緊張しつつも伏せて落ち着いてる。
長話になりさすがに飽きてくると、目を見て小さく甘え混じりの不満声で訴える。
⇒キャリーから出されるとビビりゆえの豹変。タオル地の袋に入れても終始キレっぱなし。

◆血液検査
ベテランの看護士さんがいて飼い主は立ち会わずに済ませてくれる病院だから詳細見てないけど、先生曰く意外とちびは採血は問題なく出来るタイプとの事。
経過観察必要な事態になってしまったから、その点は本当に不幸中の幸い。

【手術後】尋常じゃないビビり猫の様子あれこれ

[1泊入院]

入院
(※補液されてるので、一時的に首の下に溜まってます。)

術後当日の夜に面会に行った時は、麻酔がまだ完全に覚めずに若干まどろんでた。
黄色い術後服を着せられてボーッとする意識の中、近づくと気配にシャーして。
でも声かけるとハッとしてわたしだと気付き、途端に甘え声でお家帰ろう帰ろうとケージの隙間から手も延ばしてきた。

ビビりだから特例で帰宅してもいいと、先生から術前に提案あったけど。
術後になったら先生の予想に反して全然落ち着いてるって事で、ここでもまたしばらく悩んだけどやはり通常通り入院させてもらう事に。
(大昔の記憶/まるの時は日帰りだったし連れ帰る事に抵抗はなかったけど、ちびは心配症の先生の言うとおりに任せれば安心と思えた。)

*野良保護活動にも積極的に協力されてる先生。
さすがにその暴れっぷりを思えば、箱入りちびのシャーなんてきっと……笑

[退院]

夜中にモリモリ、ひとん家のごはん全部平らげたそうな。
おしっこも我慢せず、知らないケージ内でもちゃんとしたそうな。
でも朝ごはんはスタッフが行ったり来たりしてるから一切食べず。

午前中迎えに行ったけど混んでるからだいぶ待たされ、昼近くにキャリーに入った状態であっさり渡された。
麻酔覚めたマッチョ女子を自分でキャリーに移す覚悟してたから、拍子抜け。
抗生剤と胃薬を朝晩5日分渡され、術後5日目に一旦傷チェックと血液検査(腎臓への麻酔の影響調査)するため予約を取った。

帰りの車では文句タラタラ、声がダミ声になってるし。
麻酔覚めてからずっと鳴いてたのかなぁ。。

入院ケージではヘルニア手術後で1週間入院してるワンコがお利口にしてたけど、その側でちびが鳴きっぱなしだったとしたら、、
お利口ワンコ、ほんとストレスかけちゃったよね、、ごめんね(_ _;)

[自宅療養中の術後服]

ちびは前にふざけて服着せてみた時、身を低くして歩いてたから苦手っぽいと思ってた。
だから術後服もストレスだろうなと心配だったけど。。

帰宅直後

まるも6年前旅立ってしまったコも、服もかぶり物も全くもって平気で脱がせるまでいつまででも着てた。
むしろよく皆してる首輪の方が、小っちゃい時から練習させても完全にダメだったのに。

そんな我が家のキャツらだから、首輪はさせない。
あ、考えれば皆カラーもダメ過ぎで、ものすごいよだれダラダラでストレスMAXだったナ。
特に手術しても傷跡気にもしない超おっとりまるは、カラーのストレスの方が見てられず即外してあげた。
まるは避妊手術も耳たぶ切除も両方まんまと全く傷触ろうともせず、無事治癒して予定通りに抜糸できました。
(これはちょいちょい様子見てられる場合に限るし、完全に飼い主の自己責任です。おすすめはしませんヨ。)

うちはなぜか首周り苦手なコばかり100%だけど、謎に服とかぶり物は平気。
でもさすがにビビりちびはダメだろうと思ったのに、意外にも全く平気で抜糸までの12日間ちゃんと着てました。
市販の服と違って、医療用はきっと違和感少なく動ける快適な作りなのかなと感じました。

急に気温下がって寒くなってきたせいか、服着た上さらに電気ポットに上ってくつろいでばかり。(うちのポットは天井が真っ平で、上ったくらいでは誤操作できないタイプにしてます。)
むしろだんだん服気に入って脱ぎたくなさそうにも見えてきたほどw
抜糸の日、先生に服買い取る場合の値段を一応聞いてしまいました。

(※とは言え、洗い替えの服を着替えさせる度に、それは怒ってました。
着てしまえばあと平気そうだけどね。)

[毛づくろい]

服着たままでもできる範囲を、毎日普通になめてました。
すみずみ舐められずにいても、特にストレスに感じてるようには見えず。
機嫌よく過ごしてました。

ただ10日間くらいは、なんとなく甘えっこが強く出てストーカー気味に。
夜中にスイッチ入って走り回る日課は、一時お休みって感じでした。

[痛み]

手術翌日の退院当日から、すでに痛そうとか辛そうという素振りは見られず。
なんだか少しおっとりして甘えて、普段恐恐しか近寄らないわたしの布団にあっさり上がり寝るクセがついた謎。

大興奮のおもちゃがある場所に行っても、4日目くらいまではスルー。
床に転がってる大好きなまたたびおもちゃに至っては、抜糸した今になっても素通り気味。

普段寝ないとこで寝る
(※術後2日くらいは普段寝ない変な位置で寝てたり。)

やはり周りに見せないだけで、そりゃホントはキツかったんだろうな。
猫ってかなり我慢強いのを、改めて見せられました。

[食欲とトイレ]

幸い退院後からすぐに変わらずモリモリごはん食べて、モリモリ出してるのは安心ポイント。

特にごはんもトイレの好みも変わらず、もちろん粗相もなし。

[投薬]

抗生物質と胃薬を朝晩5日分。
いつも少量のウェットに混ぜると喜んで食べるから、粉薬にしてもらった。

以前の病院では出されたことない種類の薬だったのか、開封するとすごい甘いにおいにちょっと引くわたし。
元々錠剤でもモノによっては手からパクッと食べてくれるちびだから、こんなに甘いのなら錠剤そのまんまでもイケたかも?

のび~

今後の”ちび豆知識“のため、試しに一度ウェットに混ぜず粉そのまんまをあげてみた。
そしたらブフォっとなりながらも喜んでベロベロなめてくれましたw

今後もし余計なもの(ウェット)与えたらカロリーオーバーとか栄養バランスとか歯石付くとか考える体調になった時は、ちびの場合はそれらを必要以上に使わずとも錠剤パクッでイケそうかも。
そういえば普段のサプリはほとんど錠剤そのまんま食べてくれるワンコのようなキャツだった。。
(とは言え、錠剤飲んだ後に水飲ませるかどうかで効果出るまで数十分の差が出ます。そのタイミングで自主的に水飲んでくれるとは思えないので、その辺は注意です。)

※でも初めての薬は先生と相談して、念のため確実に飲んでくれる形状で出してもらいましょうね。
それに人間の薬を量減らしてそのまま動物に使う場合が多いし、人だと口内で溶かさず飲み込むよう言われる薬もあるし。
やはりプロに相談して、一番効果が出る飲み方をさせるのがベストだと思います。

【抜糸】尋常じゃないビビり猫の様子あれこれ

[抜糸の前に傷チェックと血液検査]

術後5日目に、麻酔の腎臓への影響を調べることに。

*9/18検査結果(3回目術後5日目)
血液検査3回目

◆クレアチニン Cre⇒1.67(基準値~1.80)
◆カルシウム⇒12.1(基準値~11.9)H

心配していた腎臓のクレアチニン数値も、術直前の検査とほぼ変わらず。
ひとまず良かった。。
カルシウムも徐々に下がってきてました。
術後このくらいの日数で検査し腎臓の数値が悪くなってなければ、麻酔の影響はもう心配ないとの事でした。

ついでだからチェックしたんだと思われる傷の治りも順調でした。
(通常の避妊手術だと、本来抜糸まで通院する必要はないと思われます。)

[抜糸]

シルバーウィークも挟んだためか、抜糸の予約取れたのは手術から11日後でした。
オスだと7日でもOKだけど、メスは10日~みるようです。

一旦いつも通りベテラン看護士さんと先生がやり始めようとしてたけど、「やっぱり飼い主さん、服だけ脱がせてもらえそうですか?」と。
あとで思えば先生この前ぎっくり腰だったから、ビビり猫扱うのはまだキツかったのかも?w

ちびはビビりとはいえ、体小さいしあごの力は弱くて噛まれてもノーダメージなの知ってるわたし。
もちろんなんでもやりますよ!
とっとと服脱がせて、用意されてた大きなタオル地の袋に入れました。
まんまとブチ切れてたけどそのまま向き変え押さえて、あっという間に抜糸終了。

3ケ所縫い目あったらしいけど、なぜか1か所しかなく。
余計に一瞬で終わりました。
でももし糸隠れて残ってたとしても、今回使ったのはいずれ溶ける糸だから問題ないそうです。

(※わかりづらいけど、術数日後に着替えさせる時撮ったものです。縦に切ってあります。)

[裸をみた気分w]

ようやく服を脱げたちび。
あんなに平気そうに馴染んでた気がしたのに、やっぱり違和感だったんだろうなぁ。

帰宅して久しぶりに全身を入念に毛づくろい。
そこからじょじょにいつもの後ろ脚でけっ飛ばす遊びをし始めたりと、荒くれ娘に戻りつつあるような。。

[性格の変化?]

まだ本調子ではないだろうし、少しおっとりしてる気もします。
でも術後から急に、あんなによけてた頭なでるのもよけなくなってるなぁ。。
顔と顔近づけても、よけないなぁ。。
アノ変なびっみょーな距離感を、あまり取らなくなってる気も。

10秒も我慢できなかっただっこも、11秒←くらいはしてくれてるような。
うーん。

これからホルモンの様子が変わっていって、もしビビりの原因ストレスがあったなら少しでも柔らいでくれるといいなと願ってるとこです。

ちなみにまるの場合は、手術前は実家の小型犬にシャーシャーで逃げまどってました。
でも術直後から猫が変わったように、笑っちゃうほど一切平気になってたのが思い出されます。
犬の方がタジタジになるくらい、突然フレンドリーに豹変してました。

避妊手術の費用

病院や医師の考えによって、料金や方法も違ってきます。
・日帰りか1泊か。
・子宮と卵巣の両方を取るか、片方残すのか。

びび美
びび美

個人的には両方取らないと婦人科系の病気予防の意味でメリット享受できないと思うのですが…。
でも一部残すとしたら、個体の健康状態など何か理由があるんだと思います。

・抜糸までの日数。そもそも抜糸必要のない溶ける糸にするかなど。
・術後にカラーや術後服を使用するかどうか。

びび美
びび美

年々技術の進歩と共に傷口が小さく済むようになってきました。
カラー等のストレスと天秤にかけると最近は絆創膏を貼るだけで、抜糸前にはがれて傷口をなめてしまっても問題ないと考える医師も増えてるようです。

いずれにしても本にゃんにとって一生に一度の大切なことです。
どの病院で受けるか決める前に、しっかり納得いくまで遠慮せずに何でも主治医に質問しましょう。

ちびのかかった病院の場合を、参考まで書きますね。

◆術前の血液検査⇒2,600円
◆避妊手術(猫)⇒1泊2日入院/22,000円
◆術後服貸し出し⇒2,500円
◆内服薬(粉)⇒朝晩2回5日分/1,000円
◆抜糸⇒550円

あくまでわたしが知る中では、ですが。
術前からアフターケアまでかなり細やか丁寧な病院なのに、割高感もなく一般的な料金だなと思います。
1泊入院できるのに、日帰りの病院とほとんど変わりません。
(長年通ってた以前の病院では、入院代含めると4万円オーバーの予定でした。)

あとは服を借りずに自前にできるなら、その分はかかりませんよね。
※今回初めて服を借りる経験をしたけど、購入すれば4~5千円以内のモノだったみたい。
レンタルでこの値段だと知ってたら、いっそ購入したかも知れません。
(本ニャンが意外と気に入るなんて想定外だったから、尚更買っても良かったなとw)

腎臓とカルシウム数値はこの先も

1か月後にまた血液検査し、その後は3ヶ月ごとに経過を見ていく予定です。
またいずれ経過を書きたいと思います。

ひとまず今回はちび、よくがんばったね!
えらいコえらいコ。
まる姉ちゃんも応援してくれてたよ、きっと。

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