我が家のヒトとネコが試した商品レビュー
を正直に書きためてます。

◆猫たちの病院経験談やペットロスも…◆

病院行ってから多頭飼いの猫たちが険悪に?原因と解決法は!

この記事は約8分で読めます。

機嫌悪いねこ 病院

先日ウチのおんにゃ達(ねこ♀✕2)を病院に連れてったんだけど、
帰宅してから急に威嚇し合って数日険悪ムードなう、、、

ねこ飼いのみなさん、そんな経験ありませんか?

わたしは生まれた時から常にねこと暮らしてきて。
でもこんなの、今回が初体験でした。。

びび美
びび美

さすがに3日経っても変わらずなので、夜なべしてネットで勉強することに。

わたしのようにオロオロしてる方がいたら少しでもお役に立てるよう、
原因から解決策まで、起承転結で情報をまとめてみました。

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そもそも通院した理由

猫って、すぐアゴににきびができるんですよね。

15歳のばあさまが、歳のせいもあるのかここ数ヶ月、
やたら出来たり治ったりを繰り返すようになってました。

—猫ニキビができる原因はなんですか?
顎には皮脂腺などからの分泌物が多く、グルーミングがしづらい場所なので汚れが溜まりやすいことや、体質的に脂の分泌が多い脂漏症である、毛の生え変わりのタイミング、肉体的・精神的なストレスなどが発生に関連していると考えられます。

引用元:アクサダイレクト運営サイト「いぬと暮らす、ねこと暮らす。」
https://www.axa-direct.co.jp/pet/pet-ms/detail/8783/

*ばあさま病歴

ナニゴトもマイペースばあさん。
にきびは基本放置で治るのであまり気にし過ぎずにいるんだけど、つい先週のこと。

いつも通りご機嫌でくるりんとしてた時になでていたら、
今まで見たことないレベルのでっかいニキビがアゴのど真ん中に君臨。

しかもいつもなら、アゴの左右どちらかにかさぶたみたいなのが黒っぽく固まってる感じで、いつの間にか取れて治ってるのよね。

なのに今回のは、アゴ下のど真ん中で、しかもうるうるのピンク!
良くないでしょうけど、驚いてとっさに触ってしまったらブヨッとやわらかい感触。。。!
一気に目の前まっ暗。。。

ねこの顎にきび 腫瘍

というのも、3年半前にガン(肥満細胞腫)で片耳たぶを切除してるので、
ワタクシできもの系にはすごくナーバスになってまして。。
しかも肥満細胞腫は体の真ん中にできやすいと聞かされていて。

週明け即座にかかりつけ医に連れてくことに。

ちなみにその病院、自宅から片道車でスムーズでも40分、
だけど道中の道路混んでるし。

ちび(と言ってももう3歳♀)の今年の3種混合ワクチン時期でもあり、
そりゃーふたりまとめて連れてくっしょと。

*ちび万年イヤイヤ期

ちびはキャリーバッグに入るのを両手突っぱって拒否。

いつぞやの爪切りで痛かったのだと思われ、ずっと平気だった爪切りが突然ブチ切れ行事に。

もはやわたしが切ると地獄絵図なため、ペットサロンに連れてくことにしたんだけど。
それで打倒キャリーバッグになってしまい。

筋骨りゅうりゅうなブリティッシュのギャルにつき、全身が筋肉の塊。
格闘の末やっとの思いで収容シマシタとも。

病院までの道のり、彼女はブツブツ言いっぱなしでした。

ねこの予防注射

ばあさまの診断

先生は診た瞬間、
「あっ、コレにきびだね。化膿してちょっとひどくなっちゃったんだね。」と。

塗り薬、飲み薬を出されて様子を見、5ヶ月で0.7kgも体重減ってるのもあり、
1週間後に日帰り入院で全身健診することに。

目指せネコマタ!
がんばれネコマタ!

ねこニキビの薬 猫の粉薬

*ちび暴走モード突入

今まで重体・重病を乗り越えてきたマイペースばあさまに引きかえ、
ちびは例年の3種混合ワクチンを受けるのみ。

なのに診察室内逃げ回り威嚇し、大暴れ。

爪切りの一件がなかった前回までは余裕だったから、
洗濯ネットにも入れず連れてってしまった。

借りた毛布でとっ捕まえて、おしり辺りにプツリ。
の瞬間やはりブチ切れて診察台から飛び降り、注射器から針が外れて飛んでった始末。。

この時ばあさまはキャリーバッグに戻ってたため、ちびに姿を見られてなかったハズ。
なのに、このあと書く事態になってゆくのでした。

キレるねこ 威嚇

帰宅後◆勃発

ふたりをキャリーバッグからすぐ出してあげ、しばらくすると。

ちびがばあさまに向かって「むごー」「シャー」言っている。
……にゃニゴト?!?!

普段はちびがばあさまに遊びのチョッカイかけたり、わざと寝てる顔の上に座ってみたり、なんぼシャー言われてひっぱたかれてもメゲず。
顔にススーンとして甘えて、またぶん殴られて、それでもばあさま大好き(片想い)。

なのに、帰宅後からものすごい怯えてる様子で、ばあさんターゲットにブチ切れてる。。

最初はマイペースばあさんはあまり相手にせず、よけて通ってやり過ごしてた。

でもそれが1日中で、行くとこ行くとこちびが追いかけては座り込んで威嚇。

悟りを開いたねこ

日に日にばあさまの目が悲しそうにうつろに、、
年がら年中わたしと目を合わせて菩薩のようなありがたーい表情でねこ式あいさつしてくれるのに、目も全然合わなくなってきた。

尿路結石のケもあり水たくさん飲みに行きたいけど、道中にムキムキのチンピラが。。

ものすごく遠慮して、脚腰痛いのに普段通らないテーブルの上経由でヤツの視界に入らないようやり過ごしたり。

気づけばカリカリが全然減ってない。
水だけでごはん食べず、トイレもガマンしてるのか回数減った気が。

2日目ですでに骨が浮いてますますガリガリになってきた。
薬飲ませるのに少量のウェットに混ぜたもの、それを1日2回しか食べてない感じ。

3日目も状況変わらず、わたしはネット情報にすがる事となりました。
(※総合的に考え、せいぜい1日2日ですぐ落ち着くだろうと予想してたのが甘かった…)

意外にも、ねこ飼いにとっては常識なのね

いろんな方々の経験談を読んでると、皆さん「あ〜、そりゃそうでしょうとも。猫なんだから。」くらいのノリでいらっしゃる。

世間では、病院帰りは結構ふつーにあることみたい。

*個人的に有力と感じた説 〜発端〜

・多頭飼い(完全室内飼い)で、ひとりが病院行ってきた、外に出てしまって飼い主が見つけて帰ってきた、などの事態が起こると、留守番側が威嚇。
・ふたりで病院や爪切り行った、などの場合でも、オソロシイ思いをした方が一緒に行った飼い主や相棒のせいにして威嚇。
「オマエがいた時にちょーイヤな目に遭ったにゃ!」
※責任転嫁してうっぷんをぶつけるそうな。。ニャンテ理不尽な
・雄ねこが外に逃げて数時間後に帰ってきたら、自宅の雌ねこがブチ切れたという話も。
※去勢はしてたけど、外で発情期の野良メスにかまわれオンニャのにおい付けられた可能性。
おびえる猫 ストレス
★ちょいとビミョーな説 おまけ★
・ムカつく知らないねこ(病院帰りで知らないニオイする)を大好きな飼い主が可愛がってる。
くそー。打倒知らないキャツめ!
※ヤキモチ説。
基本、ワレ関せずなのが猫。
でも甘えっこの男のコとか、性格によりゼロとは言えないのかも?

*個人的に有力と感じた説 〜原因〜

上記に共通すること、それは。
とにかくニオイが1番のポイントのようです。

意外にもねこは目があまり良くありません。
だから人間の20万倍以上の嗅覚で、相手を判断するワケ。

嗅覚がすごい猫

・大嫌いな病院のニオイ、薬品のニオイ、他の動物たちのニオイ
・知らない野良ねこのニオイ
・知らない外のニオイ
・知らない人のニオイ
云々。。

コレを付けて帰ってきた本来仲良しのねこが、留守番っコにとっては「オマエ誰にゃ!」になってしまうみたい。

*個人的に有力と感じた説 ~解決法~

多くの方々の経験談では、帰宅後とにかくシャンプーさせるのが定番のよう。

しかも出かけてたコひとりでなく、留守番っコも皆こぞって。
そうすると、皆同じニオイになってリセットできると。

ニャるほどー。

術後だったりでシャンプー無理な場合。
温かい濡れタオル1枚で皆を交互にこする感じでふくと、お互いのニオイが混ざり合ってそれなりに効果あるようです。

 

◆今回ふき取りに活用したアイテムの記事はこちら◆

元通りに戻る期間

それぞれの性格次第でまちまちだけど、1日〜3日程の意見が多かったカナと。

ただしその途中過程でこじらせると、それを期に一生険悪になっちゃって
完全隔離生活か里子に出すかまで発展するケースもあるんだって。。

緊張するねこ

途中過程でのヒト側の過ごし方

威嚇側を怒ることで、余計恐怖が増しトラウマになったら取り返しがつきません。

・かまったり大声出したりせずに、静かに見守る。
・必要とあらば落ち着くまで別生活させる。
・さりげなく仲裁に入る。(気をそらさせたり)
・乾いた布やおもちゃを使って、双方のニオイを体に付けさせ混ぜる。

★決して無理させてはいけません。
ねこ達のおもむくままに任せましょう。

自由気ままな猫の魅力

【ウチのキャツらの場合 〜4日目〜】

いよいよガリガリなので焦り、手でごはんをあげようとしたけど
ニオイをかいでプイッ。

食欲だけは衰えないばあさんなのに。
どんなに生まれつき体弱くても、“食べる”からこそ、
ここまでなんとか乗り越え元気に来れたと思う。

なのにその砦である食欲がなくなっちゃったら。。
もう何でもイイから、とにかく食べてもらわねば。

普段は歯石防止も兼ねてウェットはあまりあげないようにしてるけど、
(歯石取るなら全身麻酔だもんね、、年寄りには無理)
いや、こーゆー時のタメの美味しいウェットだ。
ということで、久々に総合栄養食の贅沢ウェットを厳選して買いました。

早速あげてみたら、ガッツいて食べてくれた!
ついでにおやつまでバクバク。

なんて単純なコなのかしら、みるみる目に力戻ってきて、
しーん。。としてたゴロゴロもいうように。(泣)

ヨロヨロ倒れて寝てばかりいたのに、歩き回るように。

【チンピラの経過 〜5日目〜】

どこにスイッチあるのかわからんのだけど、未だ突然シャーする。

が、わざとばあさまの顔の前すれすれを通ってみたり、
ちゃっかり一緒に贅沢飯のおこぼれにあずかったり。
いつものお調子者に戻りつつあります。

この感じだと、我が家の場合は1週間くらいで終息するかなぁ?
との予想です。今のとこ。

【本日6日目現在】

やはりばあさまの長生きの秘訣は、食欲衰えないとこだろなぁ。

ストレスMAXのおどおどした上目遣いをしながらも、
普段のカリカリ食べてくれるようになってきた。

贅沢飯(ウェット)あげると、ガッツいて食べる。
(もはやコレって、ホントただの贅沢の可能性w)

ちびは婆から近づかれるとたまにシャーいうけど、
自分から近づいて耳穴に鼻つっこんでニオイかぐのは平気らしい。

あと一息。てとこまでキましたな。

まとめ

今後はちびが病院嫌いだと覚悟して、その心づもりで臨もうと勉強になりました。

今はとにかく、明日のばあさま2年越しの全身検査が無事に済むよう
願うばかりです。
(せっかく落ち着いてきたとこで、また病院臭テイクアウトね。。。)

目指せネコマタ!
がんばれネコマタ!
(わたしは何度でも叫ぼう)

スコティッシュの女のこブリティッシュの女のこ

*検査結果で役立つ情報あれば、後日また記事書きますネ。

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